はてなブログのお題
はてなブログのお題を探していたら、お題「この曲、心がささくれてる時に聴くと良いよ!」を見つけました。
私は鬱状態だった時に大好きな音楽に救われた人間なので、この「しんどい時は何を聴くべきなのか」については一家言があります。
好きな曲を聴こう
しんどい時、鬱な時こそ、その時聴きたい自分が好きな音楽を聴く。これが一番です。
私は当時、YMOのTechnodelicとHoagy CarmichaelのHong Kong Blues, Ole Buttermilk Sky, The Darktown Strutters Ballが一番好きな音楽だったので、そればかりを再生していました。
この原則を踏まえた上で、次項から私の「心がささくれた時のオススメ曲」を教えます。
心がささくれた時のオススメ曲
imoutoid「untitled 09 27 / imoutoid」(2005)
この曲は、imoutoid(a.k.a.ファミコン宇宙人)の2005年(14歳)ごろの作品(概要欄より)。
Aphex Twin風の名曲です。これほど好きで優しい和声はない。
On with the Dance, Poor Little Rich Girl: Poor Little Rich Girl (Ampico piano roll recording) [arr. F. Grofe]
この録音は、1920年代に上演されたミュージカル・レヴューの楽曲を、ピアノで演奏するために編曲された楽曲です。
大恐慌以前の空前の好景気の時代に録音された、当時の陽気で平和な時代の雰囲気が、この楽曲の楽しさを形作っていると思います。
ちなみに、演奏・編曲は「グランド・キャニオン管弦楽組曲」のファーディ・グローフェによります。
彼はクラシック音楽の作曲者として一般に紹介されているために、ちょっとその作品にお堅い印象があるかもしれないですが、実際は当時最新のミュージカルをカバーするほどには、最先端の音楽も自らの芸術に組み入れる人だったんです。
※曲名にあるAmpicoというのは自動ピアノの録音と製造を仕切っていたアメリカの会社のことです。つまり、この楽曲は自動ピアノの録音・再生機能を利用していることになります。
Tim Follin「ソルスティス2」よりGhost Ship
Tim Follinは1985~1994年ごろに活躍したイギリス出身のゲーム音楽家で、その数少ない日本発売タイトルであるスーパーファミコン用ゲーム「ソルスティス2」(原題はEquinox)は、今聴いても自然音とそん色ない出来の、最高級の環境音楽です。
風が切る音、軋む舟板、空を飛ぶ鳥たちの鳴き声。そして、曲全体に緊張感をもたらした四方八方へ渡る波の音。
この曲も含め、ゲームに収録されたどの曲もスーパーファミコンと思えない音質で、アンビエント好きは必見のタイトルです。
※公式にサウンドトラックが発売されていないので、聴きたい方はインターネットでゴニョゴニョして聴いてください。